『成年後見人等のための事例検討会』及び暑気払い
- 菊地惠子
- 20 時間前
- 読了時間: 2分
8月4日(月)午後6時からオンライン参加者1名を含め10名が参加し、今年度5回目の「成年後見人等のための事例検討会」を開催しました。
今回の事例提供は保佐人となった弁護士からで、就任直後の悩みとして、支援者から聞いた申立の経過や事情と矛盾する被保佐人の発言に対し、そのことをどのように理解するか、さらに親族についても同様であり親族の意向や状況を測りかねているという話がありました。
成年後見人等が選任された時点で、チーム形成支援会議として、それまで支援してきた関係者と新たに本人の支援者となった成年後見人等が、これまでのご本人の生活状況やご本人の思い、申立に至る経過やその方の生活上の課題、成年後見人等に求める役割等を共有し、今後の本人支援の役割分担等を行う会議をセンターも入って行うのですが、この事例の場合にはそのチーム形成支援会議がないままに、引継ぎがされており、新たに支援チームのメンバーとなる後見人等がスムーズにご本人の支援を行っていくためにはやはり重要な必要な会議であることを再認識いたしました。
1時間の事例検討の後は、参加メンバーで暑気払いを行い、美味しいお料理とお酒をいただきながら、メンバー相互の近況報告や成年後見人制度や周辺情勢に関わる意見交換が行われ、よい懇親の時間となりました。
次回は9月8日(月)18時から會津稽古堂で開催します。話題提供は司法書士の予定です。成年後見業務に従事している専門職や親族、また、成年後見制度に関心をお持ちの医療福祉従事者等、どなたでも参加していただくことができますので、是非ご参加ください。


Comments