成年後見人等のための事例検討会
- 菊地惠子
- 6月4日
- 読了時間: 2分

5月12日(月)午後6時から會津稽古堂にて、オンライン参加者1名を含め13名が参加し、今年度2回目の「成年後見人等のための事例検討会」を開催しました。この事例検討会は、専門職、親族を問わず、後見人等が行う後見事務に関する疑問点等について検討を行い、後見業務に関する知見を高める場として毎月1回設けているものです。様々な職種から意見が出され、事例提供者も参加者も毎回、とてもよい勉強の機会になっています。
今回は司法書士の後見人から、相続放棄や遺骨の扱い等で様々な工夫をして終了に至った経験や、受任後に被後見人の配偶者の死亡に伴う葬儀費用等の支払いを関係者から求められた結果、被後見人の生活費がままならなくなり、苦労して生活費を捻出した体験等が紹介されました。
参加者も経験したことがないような事案だったことから活発な意見交換がなされ、「いろいろな対応方法があることが分って良かった」、「別なケースでも応用できることに気付いた」等の感想が寄せられていました。
次回は6月9日(月)18時から會津稽古堂で開催します。話題提供は社会福祉士の予定です。成年後見業務に従事している専門職や親族、また、成年後見制度に関心をお持ちの医療福祉従事者等、どなたでも参加していただくことができますので、是非ご参加ください。
(写真はプライバシー保護のためぼかしています。ご了承ください。)
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