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成年後見人等のための事例検討会

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7月14日(月)午後6時から會津稽古堂にて、オンライン参加者3名を含め15名が参加し、今年度4回目の「成年後見人等のための事例検討会」を開催しました。この事例検討会は、専門職、親族を問わず、後見人等が行う後見事務に関する疑問点等について検討を行い、後見業務に関する知見を高める場として毎月1回設けているものです。


今回は行政書士の後見人から、関東方面から移住してきたご本人とその同居人への対応について、同居人は移住前の関東方面へ転居したが自分は被後見人を愛しているから連れて行きたい、一緒に暮らしたいとの希望を持ち、被後見人も元同居人との交流を楽しみにしているが後見人としてどのように対応したらよいかとの悩みでした。


長距離移動に耐えられるか、同居人の主張は現実的か等の活発な意見交換がなされ、本人の意思の尊重を基本に検討していくことが確認されました。


他に、知的障がいのある子とステージ4で闘病中の親への支援についての検討もあり、必ずしも後見申立てではなく遺言書作成の支援という提案がされ、支援の視点の違いも大事であることを感じました。

 

次回は8月4日(月)18時から居酒屋會津っ子で開催します。事例検討会後は暑気払いを予定しています。話題提供は弁護士士の予定です。成年後見業務に従事している専門職や親族、また、成年後見制度に関心をお持ちの医療福祉従事者等、どなたでも参加していただくことができますので、是非ご参加ください。

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